2010年6月25日金曜日

ホンジュラス報告その2



サッカー熱はとどまらず、ついに保健省本省から通達が来て、今週は仕事は午前11時までとのこと。ホンジュラス時間では朝8時と12時半に試合が放映されるので、午後の試合(金曜はホンジュラスが12時半からスイスと対戦)を観戦するために家に帰れるようにとの計らいである。われわれはワークショップを催しているので、午後まで仕事をしているが、さすがにホンジュラス戦の時は昼休みを12時半から2時半まで取り、きちんと午後のセッションも帰ってくるように、といってある。オフィスにもホンジュラス・チームのユニフォームを着てくる人が多い。私たちプロジェクト・メンバーは保健省の人たちにユニフォームをプレゼントされたので、それでまじめな顔をして仕事をしている。仕事のスケジュールにも試合が書き込まれ、現地事情を考慮した工程を組まなくてはならない。私は文句を言う気などまったくないが。

2010年6月13日日曜日

ホンジュラス報告その1

到着して2週間強経つが、怒涛のように過ぎていき、日本的労働感覚がまったく抜けていた自分に気づかされた。プロジェクトサイト地は首都から3時間半ほど離れており、ホンジュラス入り2日後に入った。キューバでのフィールド調査の感覚で「明日は何しようかな」と考えていたら、「では明日7時半に事務所で」と言われ、「そうだ、オフィスワークをしに来ているんだった」とあわてた始末だ。朝7時半に事務所(徒歩1分)に入り、午後3時終業予定であるが、終わったためしがない。いろいろと固めなくてはいけない作業がたまっていて、5時はともかく、7時8時まで事務所にいることもあった。12時間労働である。しかも地方のサイトめぐりがスケジュールされていて、朝6時半出発という日も何日もあった。



思春期保健のプロジェクトであるから、地方の保健所をいくつか回ったのだが、一箇所は熱帯性低気圧アガタが通り過ぎたあと道なき地域を進まざるをえなかった。川にかかっていた橋もどきが破壊されていて、一度車を降りて、あちらが流れがゆるいとか、こちらが水が浅いとか、7~8人でやいのやいのと騒いでいる。訪れた先ではどこもやる気満々のスタッフに迎えられ、とても気分がいい。私の入る前はいろいろと頭を抱えることも多かったようだが、プロジェクトは3年目にはいるので、だいぶ関係が築かれている。



ところで、ホンジュラスは中米唯一のワールドカップ出場国。時差の関係上、朝試合が中継されるので、しばらくは7時半の始業はなさそうだ。とはいえ、日曜日の今日は停電。明日の日本・カメルーン戦までに電気が戻るだろうか…。