2009年5月27日水曜日

猫のエゴ


猫は前にも飼っていたので、その性質はある程度わかっているつもりだが、なんとなくいろんな猫がいろんな性格だろうと思い込んでいた。ところが、やはり猫というのはわりと自己中心的らしい。犬は無条件で飼い主の意向に沿おうとするが、猫は自分の意思に人間がなびかないと、機嫌を損ねる。「自分は今こうしたい」という意思を伝えると、あとは人間のほうがそれに追従することを想定している。そんなわけで、おもちゃを持ってきて、訴えるような目で私のそばで座って待っていることがよくある。こちらが罪悪感を感じるほどに。

2009年5月19日火曜日

グリル

グリルパンという代物がある。ガス台の上で、バーベキューのような調理ができて、野菜から肉から、よく重宝している。グリルパン用の料理本まで出ているくらい、とてもポピュラーな調理器具である。


ところが、今のアパートに引っ越してから、大家さんがおいていった炭グリルを使い始めた。すると、こんなに味が変わるものか、と驚くほどガスと炭の違いを思い知らされている。炭火を熾すのに手間がかかるが、スモーキーさとうまみが凝縮したような味にハマって、ステーキ、鶏肉、えび、マッシュルーム、アスパラガスなど、あれもこれもグリルしたくなってしまう。これからはBBQの季節。ますます外で料理することになりそうだ。

2009年5月17日日曜日

初挑戦


ラザニアは大好きだが、きっと難しいのだろうと思いこみ、自分ではつくったことがなかった。それがふと思い立って挑戦してみる。基本的にはパスタソースと、リコッタチーズと、パスタを重ね、オーブンで焼くだけ。しかも、パスタはゆでる必要のないものまで売っている。乾燥したパスタをオーブン用の皿に並べると、ソースとチーズの間で調理されてしまう。意外にも簡単で、定番メニューになりそう。

ところで、フェイスブックに自宅で料理した写真を載せるようにしたら、大好評。会うたびに友だちが、最近は何を作った?と聞いてくれる。実際には、おいしかったりそうでもなかったりなのだが、写真にするといかにも出来栄えが良くみえる、ということに気づいた。

2009年5月10日日曜日

八重桜



ほぼ毎朝歩く池の周りは、微妙な四季の変化がみられる。春になってガチョウの赤ちゃんをみかけたし、草花もだんだん増えてきた。そして、いまは何本か植わっている八重桜が満開だ。私は小さい頃ソメイヨシノより、いちりんでゴージャスな八重桜が大好きだった。ソメイヨシノは連なって咲いているのを遠めにみてはじめて印象的だ、と思っていた。ソメイヨシノの淡い美しさを理解するセンスがないといってしまえばそれまでだが、また濃いピンクの八重桜を目にし、やっぱり魅かれている自分に気づく。

だいたい、ワシントンDCのサクラ並木を初めてみたときの私の印象は、粗野そのもの。

「きれいだけど何かが足りない…あっ!サクラの下には酒宴がないと完結しない。」

2009年5月7日木曜日

矯正はじめ

歯列矯正をはじめた。矯正歯科に3軒あたり、治療のオプションと見積もりを聞いた結果、結局友人が通っているところに決めた。最近はインヴィザラインというワイヤーを使わない治療法もあるが、効果はワイヤーに劣るとのこと。とくに下の歯は混みあっているので、どうせなら徹底的に矯正をしようと、4本の抜歯をすることに決めた。歯を抜くとなると、ワイヤーでなくては矯正できない。歯にワイヤーをつけるためのブラケットをつけ、それから抜歯し、ワイヤーで締めるらしい。すでにブラケットをつけて、ものを食べるのが不自由になっている。食べたものがすべてブラケットに絡まってしまう気がする。そして今日、抜歯だった。歯を抜くなど親知らず以来だ。歯茎にたくさん麻酔を打って4本いっぺんに抜いたが、感覚がなかったせいか、「こんなに簡単に抜けるものなのか?」と驚いた。麻酔を含めて1時間もかからなかった。奥歯ではないので、大きくニヤリと笑ったりすると歯がないのがばれてしまう。まるでクラックを常用して歯が抜けてしまったみたいなので、サンフランシスコのテンダーロイン地区(ホームレスが多いので有名)にでも行って、小銭を恵んでもらおうかと冗談を言っていた。4本もないと、空気が抜けてしゃべり方まで変だ。今日は流動食。

2009年5月1日金曜日

ネットブック


私が2005年末に購入したラップトップは2007年にキーボードが壊れ、外付けのキーボードがないとまともに使えない状態になってしまった。それでもキューバに持って行き、フィールドワークの勤めを果たしたわけだが、いい加減寿命が来たようだ。もともと携帯用と思って買い求めたわけではないので、とても重く持ち運びは大変だった。さらにキーボードが必要となると、携帯はほぼ不可能になる。私はカフェでものを考えたりするタイプではないので、メインのコンピュータは2003年から使っているデスクトップのままで十分である。ところが、学会に参加したりすると、自分のコンピュータから発表用のファイルを読んだり、発表の前夜まで修整を加えたりするため、トラベル用コンピュータが必要になる。

世界一周をしている私の会社員時代の後輩が私を訪ねてきたとき、AcerのAspire Oneを携えてきて、私はそれにひとめで惚れ込んでしまった。小さくて、機能的で、バッテリーのもちがいい。そこで、LAの学会に参加する前に、私は例の「調査費」を使ってネットブックを購入することにした。この夏キューバに行くことを考えて、とにかく軽いコンピュータが欲しい、と結論した末である。ネットブックとはAspire Oneのような、インターネットにつないで、メールをしたり情報を得たりするのが主な目的の携帯に便利な小さなコンピュータである。DVDドライブがないので、映画を観たり音楽を聴くには外付けドライブが必要だが、その分軽い。私はAspire OneとASUSのEeeの間で迷い、結局バッテリーライフの長いEee 1000 HEに決めた。充電した状態だと、最高9時間電源なしで作動する。

その小ささには驚いた。何度か大きなTOSHIBAをかかえて旅したが、空港のセキュリティーではかならずキャリーオンのスーツケースを開け、ラップトップケースを取り出すのに手間がかかって大変だった。今回LAに行くときは、するりとハンドバックから取り出してX線のベルトに乗せることができた。2005年末に購入したTOSHIBAはそのときのラインアップで最も安く$750だったが、このASUS Eeeは$400を下回る。テクノロジーの進化をありがたく思う瞬間だ。