2009年8月30日日曜日

Eat Real


ベイ・エリアは食に関心が高いことを何度か書いたが、年中様々なフェスティバルが開かれる。たいてい目抜き通りの一角を歩行者天国にして、ワインと様々な料理が楽しめるものが多い。ところが屋台とはいえ、一皿6~8ドルほどかかり、食べたり飲んだりするとそう安いものではない。ほかにも有名シェフが集うおおきなイベントで、入場料が75ドルからなどということもある。今週末、近くで開かれているEat Realと称するフェスティバルはそのような傾向に一石を投ずるもので、「安く、健康的で、持続可能な」ストリートフードを謳い、5ドル以上のものは売らないという。バーベキュー、ハンバーガー、タコス、アイスクリームなどおなじみのファースト・フードが、主催者の指導でなるべく健康的で持続可能な素材をつかい、しかも安価に押さえられて披露された。めずらしく暑さを感じる週末で人出も多く、とてもにぎわっていた。私たちは土曜の7時ごろ繰り出したらどの屋台も相当な行列で、やっとの思いで食べ物を調達したが、3-40分の間に売り切れる店が続出。ビールを片手に相当ご機嫌な人もあちらこちらに見える。


よくタコスを売るトラック(タコ・トラック)が街中で営業しているが、そのトラックを借りて、普段屋台をしないレストランも参加していたようだ。ストリートフードは大好きだが、行列には少々辟易してしまった。それにしても、夏らしい夕方を満喫できたのは良かった。

2009年8月23日日曜日

在外選挙


はじめて在外選挙人登録(2000年から実施)をし、今回の衆議院選挙の投票にいった。サンフランシスコの総領事館には金曜の午後、何人もの人が投票に来ていて、まるで日本の投票日のような雰囲気。いままであまり日本の政治に興味がなかったものの、このところ少し風向きが変わっているようで、動向が少しおもしろくなってきた。こちらの選挙には投票できないということもあって、できる権利を行使しなくてはと考えた次第でもある。結果が楽しみだ。

2009年8月20日木曜日

野球


もう10日ほど前になるが、サンフランシスコのジャイアンツを観にいった。宿敵LAドジャーズとの対決第1戦目で、とても盛り上がっていた。ドジャーズファンがローカルでもかなりいるのだろう(東京の阪神ファンのようなもの?)、私たちの席の周りには半々くらいでジャイアンツ・カラーのオレンジとドジャーズの青が混じっていた。野球そのものはもちろん見応えがあったが、周りのジャイアンツファン対ドジャーズファンの応酬に笑ったり時にはひやひやさせられたり。

「レッツゴー、ドジャーズ!」と怒鳴る女性の声をかき消すように「ジャイアンツ!」という男性。そのうちわけ分からなくなって、女性のほうもジャイアンツの投手の名前を叫んでいた。かと思うと、この男性のとなりのもうひとりのドジャーズファンは本気でケンカを売っているのではないかという勢いで、元ジャイアンツ選手、バリー・ボンズのステロイド・スキャンダルを蒸し返している。さらに、フィールドでは1塁の審判が2度ほど怪しい判定を下し、騒ぎを起こしている。

ジャイアンツは負けてしまったが、ずいぶん熱気のある試合だった。

ところで、私は巷で買えばボトルが5ドルくらいしかしないまずいワインを1杯8ドルも払って飲む気にならず、なんとキューバ産のラムを携帯フラスクに入れて持ち込み(まさか女性がアルコールを隠しもっていると思わなかったのか、私の持ち物検査はいい加減だった)、それをすすりながら観戦。ひときわ気分が良かった。

2009年8月10日月曜日

ピクニック


昨日は日曜日。湾の向こうのサンフランシスコ市内に住む友人たちを誘って、野外コンサートに行った。例年開かれる夏のコンサートで今年は72回めという。こちらではめずらしくアルコール可の公共イベントなので、前日から張り切ってピクニックの準備をした。サンドイッチとサラダをメインに、イチゴ、ピクルスとチップス&サルサ、そしてビールとワインをバスケットに詰め込む。座るための毛布をかかえ、顔にはたっぷり日焼け止めを塗り、気温が変わりやすいことを念頭にフリース・ジャケットも荷物に加えた。2時から始まるコンサートだというのに、12時半に到着すると、もうステージ近くの空間はうまっている。家族連れで大きなクーラーボックスを抱え、日に焼けたのかビールのせいか顔を真っ赤にして楽しんでいる人たちを横目に、私たちは空いている場所を探す。お椀状の公園が会場で、ステージに近い平らな芝生の部分は、太陽に真っ向から照らされている。その後ろは木の茂った急な斜面となっていて、比較的傾斜のない部分に観客が陣取っている。私たちも似たような場所を見つけ、毛布を広げた。

この日のライブ演奏はコロンビアのポピュラー音楽、クンビアである。そのせいかラティーノの観客も多かった。私はクンビアは嫌いではないが、どちらかというとピクニックコンサート、というイベントを楽しむためにやってきたので、ライブ音楽は贅沢なBGMである。サンフランシスコにしてはめずらしく晴れて気温が高く、大きな公園の空気もすがすがしく、とても気分のいい午後を過ごした。