2010年12月7日火曜日

キッシュ


友人の手作りに触発されて(レシピをもらって)作ってみたキッシュ。きっと難しいのだろうと思って、作ろうなどと夢にも思わなかったが、「これは簡単なのよ!」ともらっておいたレシピを掘り出してみた。なにせ、感謝祭にパンプキンパイをつくり(これも初めて)、パイ生地が余っていたのである。何とか形にはなったが、何かいまいち足りない。今回はブロッコリーとベーコンのキッシュ。確かにプロセスは簡単なので、これから定番にして研究してみよう。冷蔵庫で数日もって、重宝した。今日の夕食はそれに加えて、ポレンタに炒めたたまねぎとマッシュルーム、フェタ・チーズをのせたもの、グリルしたトマト、そしてブロッコリーのてんぷら。


練習するレシピがいくつもある。

2010年12月2日木曜日

フレーバーウォッカ


料理の達人である友人宅に招待された。私と同様学生なので、贅沢のできない身分であるが、彼女の作る料理はいつもクリエイティブで奥が深く、私はすっかり感化される。ワンルームの彼女のアパートに足を踏み入れると、なんともいえない香りが部屋に充満している。最近インフューズド・ウォッカに凝っている、と話していた彼女は、まずりんごを浸したウォッカ&トニックで迎えてくれる。そしてイチジクとヤギのチーズをのせたフラット・ブレッドが前菜。その後、紅茶、カルダモン、他私には憶えきれなかった材料を浸したウォッカ&トニックはなんとも複雑な味わいで、一口で気に入ってしまった。「どうやって思いついたの?」ときくと、「いろいろ試して、こうなったの」と軽く答える。その後絶妙にオーブンで焼いたトマトやポレンタとラム肉のシチューなどでさんざんご馳走になった。



私もやってみよう、と触発されて作ったりんごのウォッカ。どうも味がいまいちなのはなぜだろう?そのままでは飲みにくい味なので、コスモポリタンにすることにした(味付けした意味がない)。おまけにこの瓶はしっかりと閉まってしまい、開けるのにすったもんだした。私は料理人には向いてないんだろうなぁ…。

2010年11月25日木曜日

ニューオリンズ


昨年のフィラデルフィアに続いて、今年の全米人類学会はニューオリンズ。10年ほど前に訪ねたきり行っていなかったので、楽しみにしていた。カトリーナ・ツアーに参加しようと思ったが、時間がなくて断念。ハリケーン被災の跡形もない中心街だけで終わってしまったのはがっかりだが、原油漏れ事故の後も観光は勢いが良いようで、人だかりがすごかった。学会の合間にちょっとだけ私も観光する。米国は通常公共の場でアルコールを消費することは禁じられているが、ニューオリンズをはじめいくつかの観光地では許されている。特別なお祭り気分で、ビールなどを片手に街を歩く人たち。もちろん私も加わった。フレンチ・クォーターのバーボンストリートはお酒と音楽が溢れかえる。


ニューオリンズはクレオール料理、ケイジャン料理で有名だ。スペインとフランスの植民地だった影響と、アフリカから来た奴隷の影響が特殊な文化を生み出した経緯となっている。私は前回ガンボ(野菜とシーフード、肉などを煮込んだスープ。家庭、店によってレシピが違うので、日本の鍋みたいな料理。)を試していなかったので、今回こそはと意気込んでいた。そこで自らガンボを作り、厳しい批評家でもある友人と何度か一緒に食事し、滞在中2回ガンボにありついた。1度目のガンボは、食堂というのがぴったりの小さなところ。ガンボを口にしておいしい!と思った私は、友人のほうに振り向いて「これ、おいしいよね?」というと、彼は真剣な顔をして頷いている。満足して学会に戻ると、その友人から携帯電話にメッセージが。「さっきは店の人の前でいえなかったけど、あのガンボはたいしたことなかった」。あら、そうでしたか。


私がガンボ音痴(?)がわかった友人は、もっとおいしいガンボを食べよう、と別の店に翌日連れて行ってくれた(写真)。これはオクラが入っていて(友人によると鍵になる材料)、より複雑で凝った味わい。彼のお墨付きで私も満足し、その足でカリフォルニアに帰ってきた。結局私にとってはどちらもおいしかったのだが、批評家の言葉に後味が左右されてしまったようだ。

2010年11月11日木曜日

手間はかけても


前述したように2週間に一度有機野菜を頼んでいて、どーんと野菜が来るので、その後数日は、追われたように野菜を食べる。そこで使わなくてはいけない野菜に関したレシピを必死に調べるのだが、そう簡単にはうまい組み合わせが見つからない。そんなわけで今日はほうれん草といんげんを中心に献立を考えざるを得ない状況だった。野菜があるから、料理を考える(登山家のジョージ・マロリーの「そこに山があるから」のように!)というのは、実は新しいレシピを試みるよい機会である。今日はほうれん草とパスタのサラダと、インゲンのキャセロールを見つけたが、あるものでなるべく済ませるようにレシピを大幅に再解釈する。本当は若ほうれん草を生で使うところをしっかりしたほうれん草をゆでたり、ハーフ&ハーフ(半分クリーム、半分牛乳)の代わりに牛乳そのままを使ったり、いろいろ工作が必要だった。しかし結構手間のかかるレシピを選んでしまい、バタバタといくつもの調理過程をこなしたにもかかわらず、出来上がったものはかなり地味な見栄え。

2010年11月9日火曜日

気分によって

今学期は教えていないので、ほぼ一日家でコンピュータに向かう毎日。昼間外に出るのは銀行に行ったり、スーパーに行ったり、たまに教授に会いに行ったり、たまに図書館に行ったり、といったところ。主婦業に徹すると忙しくなるので、学生業が基本と自分に言い聞かせている。とはいえ、楽しみは食べ物。朝から晩御飯の献立が決まらないと、そわそわする始末だ。一生懸命いろいろと作ったり、やる気にならずに出来合いのもので済ましたりと、さまざま。


やる気のあるディナーの一例:ティラピア地中海風、バターライス、ローストミニトマト、チャードのニンニク炒め。


手抜きディナーの一例:蒸かしたアーティチョーク、サラダ、冷凍チレ・レジェーノ(詰め物したチリ、メキシコ料理)、冷凍マカロニ&チーズ。

2010年10月31日日曜日

Trick or Treat

先日、アパートの住人にメールで「10月31日(日)の夜8時ごろ、トリック=オア=トリーターが訪問しますよ!」と知らせがあった。ハロウィーンの夜は、子どもたちが仮装をして近所をめぐり、「トリック・オア・トリート!(お菓子をくれないといたずらするぞ)」と訪問する習慣がある。各家庭でハロウィーン用のお菓子を用意するので、スーパーではスニッカーズのようなチョコレートバーなどを大袋で売り出す。それを大きなボウルなどにいれて、子どもたちが来ると配る次第だ。私はトリック=オア=トリーターが訪問するようなところ(小さな子どもの多い住宅地)に住んだことがなかったので、初めての経験。このアパートの周りには他にあまり住宅もないし、アパートの中で一軒ずつ回るようだ。




ところが、よく知られているように米国の肥満は流行病といわれ、ハロウィーンのお菓子も、きりなく甘いものを食べる言い訳となってしまうのが問題のようだ。そこでチョコレートバーを買うのは少々気が引けたので、何か別のものにしようと考案するものの、普段甘いものを食べない私は、どこに行ったら健康的な(?)お菓子が売っているかよく知らない。結局「脂肪分控えめで、添加物なし」というメレンゲクッキーを購入した。家でいくつかまとめて紙ナプキンでラッピングをしてみる。さて、喜んでくれるだろうか?


ちなみに、私の衣装は少し前に日本で買った古着の着物。

2010年10月30日土曜日

ハッピーハロウィーン!


今週末はハロウィーン。私は仮装はしないが、イベントで盛り上がった街の雰囲気を楽しんでいる。これが感謝祭、クリスマスと続くホリディの始まりである。先日スーパーで飾り用のミニかぼちゃをみつけ、買おうかな、と思いつつ他のものに気をとられて買わずに帰ってきてしまった。ひとつ70セントと安かったのに…と後悔していたら、その日の野菜パッケージ(地域のNGOが有機農業を行い、会員は定期的に配達所でお任せ野菜パッケージを購入できる)に3つ入っていた。食べられない装飾かぼちゃであるが、なんともかわいらしくて嬉しかった。自分は仮装しなくても、家の一隅に季節のデコレーションがあるだけでうきうきしてしまう。カリフォルニアはあまり四季の移り変わりを感じられないので、小物がひときわ映える。

ハロウィーンの定番カラーは黒とオレンジ。今年は、サンフランシスコの地元野球チーム、ジャイアンツがワールド・シリーズ入り(北米チャンピオンシップ)して、テキサス・レンジャーズと戦っている最中だ。そのジャイアンツのチームカラーも黒とオレンジ。地元では特別な思い入れのあるハロウィーンだ。