2010年9月29日水曜日

仕事もしました


ホンジュラスから戻って1週間がたつ。その間4ヶ月放っておいた髪や歯の面倒をみて、学校に行って、カリフォルニアでの生活の建て直しを図って、やっと落ち着いたところだ。なにせ1年の3分の1留守にしていたのだ。

ところで、ホンジュラス報告は食べ物が中心になってしまったので、仕事のことをひとつ。われわれのプロジェクトは思春期の子供たちが健やかな生活を送ることを目標としていて、その中でとくにお互いに悩みを打ち明けられるようなシステムをつくるものである。親、医者や学校のカウンセラーには言いにくいことも、同世代の人なら話がしやすいということから、その話を聞く思春期の青少年を育てること、それを見守る大人を訓練すること、そしてそのような打ち明ける場所として公共の場をつくること、が活動の骨子にある。

そのプロジェクトの宣伝のため、対象地域の高校をいくつか回った。写真は車で1時間強の町の高校。素朴な子供たちで、珍しい人たちが来たと熱心に聞いてくれる。こういうとき、スペイン語が不十分な私は一言くらい口にするが、あとはホンジュラス人スタッフに任せ、横で微笑んでいる。なにせ、「日本のプロジェクト」というのが目玉なので、日本人が来たというだけで注目の的なのだ。つまりは曲芸のサルのようなものだが、サルよりは待遇がいい。

2010年9月26日日曜日

遠足



隣町に仕事に行った帰り、近辺で唯一の観光地といえる鍾乳洞をみにいった。鍾乳洞そのものはたいしたことはないのだが、暑い中、洞窟の中はひんやりして気持ちがよかった。そしてあまり整備されていない暗闇をガイドに連れられて歩くのもなかなか趣がある。



昼前に鍾乳洞を訪れ空腹を抱えながらの帰り道、道端で大きなたらいのようなもので料理しているのに出会った。車を止めて聞いてみると、タマレス(トウモロコシ粉をこねたものをトウモロコシの皮に包んで茹でたもの)などトウモロコシで作る食べ物を何種類か売っている。早速皆家族の数を数えて、10個、15個と購入し始めた。細かいお金を持っていなかった私は(細かいお金=100円単位)ひとり分が買いづらかったが、みかねたホンジュラス人の同僚がおごってくれた。



トウモロコシ粉をこねて揚げたフリタは揚げたてをいただいてとてもおいしかった。鍾乳洞より思い出に残りそうだ。

2010年9月5日日曜日

コパン遺跡




ホンジュラスにはひとつだけユネスコ指定の世界遺産がある。マヤ文明の遺跡、コパンだ。私のいる東側とは反対の西側、グァテマラ国境近くに位置する。世界遺産を研究対象としている以上、見逃すわけには行かないと(実はカリブ海のリゾート地ベイ諸島とどちらにするか迷ったのだが)、出かけてきた。考古学者でもマヤ文明に詳しいわけでもないが、遺跡と観光地という設定に興味がある。プロジェクトのある場所は観光とは程遠い町で、コパンは別世界に見えた。観光地につきものの安っぽい土産物や、ぼったくりするお店などに出会う。久しぶりに観光客の姿を目にし、観光気分に浸るにはぴったりだった。



写真はホテルでおやつ代わりにいただいたナチョス。手作りのトルティーヤを揚げて、フリホーレス(赤豆)とサワークリームに添えてある。なんともいえずおいしかった。アメリカでは工場製のトルティーヤに、人工的なチーズがのっていたりすることもあるが、ここでいただいたナチョスは材料ひとつひとつの味がしっかりしていて、とても満足した。サンフランシスコで頼んだら、「特製ナチョス」などと銘打って、こだわりのあるレストランなどで出てくるのだろうが、ここはただ単に素朴なだけ。うれしいことだ。