
私が2005年末に購入したラップトップは2007年にキーボードが壊れ、外付けのキーボードがないとまともに使えない状態になってしまった。それでもキューバに持って行き、フィールドワークの勤めを果たしたわけだが、いい加減寿命が来たようだ。もともと携帯用と思って買い求めたわけではないので、とても重く持ち運びは大変だった。さらにキーボードが必要となると、携帯はほぼ不可能になる。私はカフェでものを考えたりするタイプではないので、メインのコンピュータは2003年から使っているデスクトップのままで十分である。ところが、学会に参加したりすると、自分のコンピュータから発表用のファイルを読んだり、発表の前夜まで修整を加えたりするため、トラベル用コンピュータが必要になる。
世界一周をしている私の会社員時代の後輩が私を訪ねてきたとき、AcerのAspire Oneを携えてきて、私はそれにひとめで惚れ込んでしまった。小さくて、機能的で、バッテリーのもちがいい。そこで、LAの学会に参加する前に、私は例の「調査費」を使ってネットブックを購入することにした。この夏キューバに行くことを考えて、とにかく軽いコンピュータが欲しい、と結論した末である。ネットブックとはAspire Oneのような、インターネットにつないで、メールをしたり情報を得たりするのが主な目的の携帯に便利な小さなコンピュータである。DVDドライブがないので、映画を観たり音楽を聴くには外付けドライブが必要だが、その分軽い。私はAspire OneとASUSのEeeの間で迷い、結局バッテリーライフの長いEee 1000 HEに決めた。充電した状態だと、最高9時間電源なしで作動する。
その小ささには驚いた。何度か大きなTOSHIBAをかかえて旅したが、空港のセキュリティーではかならずキャリーオンのスーツケースを開け、ラップトップケースを取り出すのに手間がかかって大変だった。今回LAに行くときは、するりとハンドバックから取り出してX線のベルトに乗せることができた。2005年末に購入したTOSHIBAはそのときのラインアップで最も安く$750だったが、このASUS Eeeは$400を下回る。テクノロジーの進化をありがたく思う瞬間だ。

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