今年は旧正月とバレンタインデーが2月14日に合致した。中国からの移民が多いところでは中国正月(Chinese New Year)が大きな祝日となる。おまけに、米国では大統領記念日が2月15日で3連休。
私は今学期もメディア研究を教えている。先学期が入門だったのに対して、今学期は3-4年生用の専門クラス。私は初めて3-4年生を教えることになって、1-2年生との違いに少々驚いている。大学教育のはじめと、後半とにそんなに違いがあるものか?私は自分を振り返って、いかに大学時代何もしなかったか、思い知らされる。
以前も書いたと思うが、私が90年代に日本で大学に行ったときは、大学で何かを学ぶということが社会的に要求されていなかった。入学することが大切で、大学そのもので学ぶよりは大学生のステータスを利用して社会勉強することが重要だと思われていた。
現在のカリフォルニアの教育制度はいろいろと問題のあるものの、基本的に学生が入ったからには得られるものを得てから卒業するという態度でいることは、悪いことではないだろうと思う。私が学生だった時分は教授と自分との距離がありすぎて、直接コミュニケーションをとろうなどとついに思わなかった。
そう思う反面、成績がすべてだというような学生を目にすると、その反対の価値観を思い出さざるを得ない。私の学生時代、とくに文学部では、卒業するのはそこそこのやつらで中退するのが本望、という価値観が普及していた。そんなわけで、私はおそらく社会が大学の成績表など気にしないだろうという環境で大学時代を過ごしたのだろうと思う。私の持っている学生が、20歳になる前にこれから何をするべきかと悩んでいるのを見ると、「悩んでなさい」とくらいしか言いようがない。私は何かをしようという確たる信念を持って社会に出なかったし、30後半になってこれでいいかな、というキャリア志向だ。まぁ、悩んで20代を過ごすしかないんでしょう。

今でも基本的なことは日本の大学では変わって無いようです。
返信削除逆に、大学生のうちに勉強に加えて他のできることをしておくということは、それでいいような気がします。
世の中が一層世知辛くなって、追い詰められ加減もひとしおで、その時間の価値をキッズはより分かって過ごすようになったようです。
大学3年で就職活動、就活というやつを、大学受験のようにするようになってます。おそろしい。
勉強に加えて、ならねぇ。わたくし、勉強しませんでした。
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