2009年4月3日金曜日

ルッコラを食べるエリート



先の米国大統領選のキャンペーン中、マケイン/共和党側がオバマ/民主党支持層のことを「ルッコラを食べるエリート(arugula-eating elite)」と呼んだことが有名になった。ルッコラは最近普通のスーパーでも普通にみかけるようになった野菜だが、ほうれん草やレタスと異なり、都市部の比較的学歴の高い層が好んで食すイメージがある。食意識の高いベイ・エリアでは珍しくなく、高級食材というわけでもないので、私の冷蔵庫にはほぼいつでもルッコラがある。それに対して、おそらく米国の東海岸・西海岸の都市部を離れるとルッコラ消費率はかなり低いだろうと推測される。食材分布と嗜好に政治地理がはっきり表れる米国ならではの政治表現といえる。

ところで、今まで人間の食べ物に見向きもしなかった我が家の猫は、サラダを作っているときに床に落ちたルッコラの葉っぱをみつけ、むしゃむしゃとそれはおいしそうに平らげた。彼女の政治的志向は、明らかだ。

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